インプラントは乳歯、永久歯に継ぐ第3の歯と呼ばれています。
通常であれば体内に異物を入れると免疫細胞が体外に排出しようとするのですがインプラントに使用されているチタンには「生体親和性」というものがあるため免疫が反応しないのです。
このチタンと生体の関係性を利用した治療が、「インプラント治療」なのです。

インプラントは純チタン製の材質の本体に、ハイドロキシアパタイトという骨の成分の一つで 骨と直接結合する材料を再結晶化し、その表面にコーテイングを施したものが材質になっています。これにより、身体に害がないうえ結晶性が高く、しかも人生体との親和性が高くなるのです。
チタンと骨の結合はかなり強固なので、しっかりと定期的にメンテナンスを行えば、長年問題なく使用する事が出来ます。また咬む力は他の自分の歯とほぼ変わらないため食事などの際困ったりする事はありません。

インプラントには他の治療法にない特徴がいくつかありますので代表的なものをご紹介します。

普段と変わらない生活

虫歯や歯槽膿漏やその他歯周病などで歯を失ってしまった場合、ブリッジや義歯（差し歯）、入れ歯で代用治療を行いますが、 イン プラントの場合は周辺の歯と色が違ったり、入れ歯の様にしゃべったり笑ったりした時に外れてしまったりすることも無く、完全に固定式なので、口元を気にすることなく食事や会話を普段と変わらず楽しんで頂けます。 他の器具のように取り外して洗うといったようなわずらわしい事もありません。

噛む力や味覚が変化することがありません

虫歯や歯周病などで歯が抜け落ちてしまったとしても、インプラント治療を行えば噛む力は戻りますし、入れ歯のように食事の際に味覚が低下してしまうといったような事もありません。
毎日の食事は生活していくうえで大きな楽しみの一つですし、楽しい食生活を送るためにもこういった事は非常に大事な事です

噛み合わせが良くなる

インプラントではを治療すると、全体のかみ合わせのバランスがよくなるだけではなく、顎や舌、唇や頬などの口腔全体のバランスがよくなるので、姿勢などにもいい影響を与えます。
インプラントで歯のバランスを整えた結果、歯だけでなく身体の調子まで良くなったという患者様も大勢いらっしゃいます。
痛みなどが我慢出来なくなるまで歯医者へ治療に行かない人は多いですが、実はそれが全身の健康に大きな影響を与えている場合もあるのです。

注意点

インプラントは治療完了までにある程度の期間が必要になります。 定期的にメンテナンスをして、清潔に保たないとインプラントの寿命が短くなってしまう場合があります。

整脈鎮痛法導入

「整脈鎮痛法」は治療痛の痛みやストレスを防ぎます

• 治療に対する不安、恐怖感が軽減します
• 治療時の痛みが軽減します
• 治療中の不安感の記憶が少なくなります
• 治療時間が短く感じ時間経過が気になりません
• 嘔吐反射を抑える事が出来ます

歯科治療には、不安感や恐怖感などがつきまといますが、こうした治療中のストレスによって血圧や脈拍が上下し、不整脈が出たりするなどして治療出来ないケースもあります。
このような原因となる不安、恐怖感や不快感、嘔吐反射などを軽減し、可能な限り快適に治療を受けていただくための方法として整脈鎮静法がございます。
歯科治療のための精神鎮静法は患者様の意識を保ちながらも治療に対しての不安、緊張を軽減しリラックスして治療を受けていただく事の出来る方法です。