医院名:藤本歯科登戸医院 住所:〒260-0032 千葉県千葉市中央区登戸1-4-10 電話番号:043-248-1030

メンテナンスと予防

インプラント後のメンテナンスについて

メンテナンス当院では、インプラントの耐久性を高めるため、徹底したアフターケアを行っています。治療後のメンテナンスと保証が何より大切で、「インプラントを入れたらそれで終わり」ではありません。インプラント治療を施した後は歯周病などにかからないよう定期的な検診を受けメンテナンスする必要があります。
定期メンテナンス以外にも食後のブラッシングを習慣付けたり、ご自宅で自分自身で出来るケアを徹底する事でもインプラントの寿命は大きく伸びます。

メンテナンスの重要性

インプラントを出来るだけ長く持たせるためには定期検診は欠かすことのできないものです。通常であれば歯周病にかかってしまった場合、痛みが生じたり口中になんらかの違和感が生じ、自分自身で異常を察知できますが、インプラントは人工物なので当然神経はなく、異常が起こっていても自分では気づきにくいのです。自分では気付く事の出来ない歯周病などの異常を専門医が早期に発見して治療を施す事が出来る、というのが定期検診の大きなメリットの一つです。毎日ブラッシングしているから必要ないだろう、などと思わずに、定期的に通院しきちんとメンテナンスしてあげる事が大切です。

歯科医院でメンテナンス

定期検診ではインプラント本体やその周囲の歯の検査、噛み合わせチェック、歯垢除去、歯石除去の他、日々のブラッシングがきちんと出来ているかの確認、また、プラークコントロールについてのアドバイスも受けられます。

インプラントは入れ歯やブリッジよりも耐久性が高く、きちんとメンテナンスすれば長期間使い続けることができます。世界で初めてチタンインプラントによる治療が行われたのは1965年ですが、その患者様のインプラントは今でも問題なく機能しています。
とはいえ何もしなくても長持ちするわけではないので、他の天然歯同様日々のブラッシングや専門医による定期的な検診を受ける必要があります。

ご家庭でのお手入れ

ご家庭での日々のケアの基本は毎日の歯磨きで、他の天然歯と変わりません。インプラントが虫歯になることはありませんが、歯周病にかかり歯肉が傷んでしまうとインプラントが機能しなくなってしまう可能性があります。
口の中を清潔に保つことが歯周病予防に最も有効で、特に歯と歯肉の間の歯周ポケットは汚れやカスが溜まりやすいので念入りに歯磨きしましょう。場合によっては専用の器具によるプラークコントロールが必要となることもありますがご家庭でのケア方法については担当医師から指導、アドバイスが必ずありますので指示に従って行って頂ければ問題ありません。

インプラントが使えなくなってしまう原因

インプラントが使用できなくなってしまう原因として特に多いのが歯周病によって歯肉が痛んでしまうというケースです。これはご家庭でのプラークコントロールはもちろん、定期検診で早期発見する事によって防ぐ事ができます。

また加齢が原因の噛み合わせ変化によってインプラントが機能しなくなるケースもあります。天然歯は若干動くため噛み合わせが変わっても対応出来るのですが、インプラントは骨に固定しているため噛み合わせの変化に対応しづらいのです。これは自分で気付くことは困難なので定期検診でチェックしてもらいましょう。

ネジ止め式のインプラントの場合ネジがゆるむこともありますが、これも定期検診時に検査されます。
例外的なケースではありますが、インプラント治療時のミスが原因で、インプラントの寿命が短くなってしまうという事も考えられます。きちんとした歯科医で治療を受ければ、こうのような心配は基本的には不要です。

上記のようにいくつか理由として考えられる事はありますが、患者自身が最も気をつけなければいけないのは歯周病が一番でしょう。
せっかく受けたインプラント治療ですから、長く快適に使用するためにもこまめな定期検診とメンテナンスを心がけましょう。

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